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農と手仕事のある暮らしを実践中!
3月に体験した桜染めに感化され、自宅で草木染めを始めました!
今回はカラスノエンドウを使った草木染め。
春になると、川縁などにたくさん生えています。紫のお花が可愛らしく、初夏になると、小さな豌豆をつけます。
今回は綿の肌着で染めのトライ!
【材料】
🌱カラスノエンドウ(染めたい布の2〜5倍)
🌱染めたい布(今回は綿100%のタンクトップ、80g)
→無印で買いました!
🌱ミョウバン(15g)
→スーパーに漬け物用の焼きミョウバンが売ってます
🌱なべ(なるべく大きなもの)※理想は二つ
🌱ザル
🌱バケツ二つ
🌱菜箸
🌱タイマー
🌱計り
【下準備】
①綿素材にのりなどがついている可能性があるので、大きな鍋に石鹸を溶かし、1時間ほど煮洗いをします。
煮洗い後は、水で軽く洗って、脱水をかけてから干します。
②綿や麻などの植物性はなかなか染まらないため、濃染処理をします。
今回は豆乳を使いました!
豆乳や牛乳につけると、染まりやすくなります。
教本では、布30gに対し、豆乳と水200ml(カップ1)だったので、それぞれ3倍にしました。
空気に触れないようラップをかけて、一晩ねかせました。
そこから、洗わずに脱水をかけて干します。
ここまでの作業だけでも大変ですが、とにかく下準備が大事!と教わったので、しっかりとやりました!
【染めの工程】
①朝一、新鮮なカラスノエンドウを積み、水洗いをします。
若葉には小さな青虫ちゃんが🐛いますので、今回は若葉の部分はハサミで切り取りました😅若葉は土に還しました。
②水洗い後、3分割くらいに切り分けて、なべに入れます。
なべは、直径25cm、深さ12cmのものを使用。(家でほとんど使っていないナベを使用)
染めるものが大きいほど、なべも大きい方が良いようです。小さいと染めムラが出来てしまうので。
③なべに3分の2くらいの水を入れ、火にかけます。
沸騰したら、弱火で20分煮込みます。
豆科なので、サヤエンドウを煮た時のような匂いで一杯に!
一番液は、灰汁が出るので使わない方が良い説もあるようです。
一番液をバケツに移し、もう一回なべにカラスノエンドウと新しい水を入れ、二番液をつくりました。
④二番液も同様に20分煮込み、カラスノエンドウをザルにあけます。
⑤取り出した二番液をなべに移します。
今回は、二番液だけだと量が少なかったで、一番液も混ぜて使いました。
⑥再びなべに火をかけ、布をゆっくりとなべにいれます。沸騰したら弱火にし、5分くらいで火を止めて、冷めるまで30分くらい置いておきます。
カラスノエンドウの色素が薄いので、なべの中も淡い感じに。ちゃんと染まるか心配、、
⑦30分後、布を取り出し、バケツに入れた水で軽く洗います。
水道で洗うと、色落ちしてしまうので、必ずバケツに水を入れて、その中で洗います。
その後、軽く絞ります。
ほとんど色がついていない😭
⑧媒染液をつくります。
なべに2リットルの水を入れ火にかけます。
あったまってきたら、スーパーで買ってきた焼ミョウバンを小さじ3入れます。
媒染は、化学反応を起こし染まりやすくする工程です!綿と豆乳とミョウバン(アルミ)のコラボレーションで草木が染まるのです!
⑨媒染液からフツフツと泡が出てきたら火を止めて、布を入れます。
菜箸でまんべんなく染み渡らせます。
15分ほどつけた後に、水の入ったバケツで水洗いをし、軽く絞ります。
⑩再び染液に火をかけ、沸騰したら布を入れ、まんべんなく浸します。
弱火にして5分ほど浸したら、火を止めて30分くらい置いておきます。
さっき白く濁っていたミョウバン水が綺麗な黄色に!
初日は時間の関係で一回しかできなかったので、翌日、またカラスノエンドウをとってきて、上記工程(染液&媒染液につける工程)を二回繰り返しました🤣
媒染液も前日よりも濃くなっています!
染め上がりがこちら!
淡いレモン色になりました!
写真だと実物よりも淡く写るので、接写してみました。
ちゃんとレモン色になっています!
カラスノエンドウは緑色ですが、自然な緑色を出すのは難しいそうです。
結局一枚染めるのに、丸々2日かかりました💦
豆乳のつけが甘く、色にムラが出来てしまいましたが、それもまた味わいということで 笑
慣れていないのもありますが、自然界から色をいただくのは、大変なこと。
時間をかけて丁寧に行うことが大切だなぁと身にしみました。
しかし、今回出た色は、次回以降出ることはなく。
毎回違う色合いになるのも、また自然との一期一会で素敵だなぁと思いました😊
コロナ騒動で外出できないので、ある意味ゆったりと時間をかけて出来ました❣️
次は4月にヨモギ染めにチャレンジします!
シンプルに丁寧に美しく
私の中の宇宙。神性と繋がる~シンプルに、丁寧に、美しく。自然と繋がり生きる。自然と調和しながら、手仕事、なりわいを人生の軸にした生き方を実践していきます。
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