草木染め〜日本古来の茜〜

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本日は、草木染め第2弾!
ということで、日本古来からある『茜』で染め物にトライしました!


日本茜というものもあるようですが、簡単に手に入らないので、今回はインド茜をつかって染めてみました。

前回のカラスノエンドウ染めでも書きましたが、服は薬とみなされていたようで、薬効を取り込むことを「服用」と言ったそうです。


茜(あかね)は「赤い根」を表すそう🤭
茜は漢方薬としても使われるほど、薬用効果の高い植物で、浄血や造血など血液にまつわる薬効があることから、古来より女性に有効な植物として重宝されてきたようです。


さて、それでは茜染めをやりましょう!

🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱🌱
【材料】
🌱茜30g(今回は染料店で購入)
🌱染めたい布30g(今回は無印で買った綿100%のショーツを使用)
  教本に習って、茜と布の比重を同じにしてみました。
🌱ミョウバン(小さじ2)
🌱なべ(なるべく大きいもの)理想は2つ
🌱ザル
🌱バケツ2つ
🌱菜箸
🌱タイマー
🌱測り
★前回同様に、布が綿のため、豆乳で農染処理をしておきます!


【染めの工程】
①30gの茜を鍋に入れます。
  お水は2リットルくらい入れました。

ここから火をかけ、中火で20分煮ます。

しばらく煮続けると、濃い赤色が出てきました!

(ちょっと出すぎ・・・というくらいです・・・)


20分経ったら、火を止めて、湯温を冷まします。

今回は、15分ほどおきました。


冷ましている間に、ミョウバン液を作成します。

2リットルくらいの水に、小さじ2のミョウバンを入れ火にかけます。

染液が冷めたら、ザルと目の細かい不織布で液をこします。

先ほど作成したミョウバン液に、水で濡らしておいた布を浸します。

布を箸で動かしながら、弱火で10分ほど加熱します。



水気を絞り、布を広げて、先ほどこした染液に浸します。

(こした染液はなべに入れて、火にかけておきます)


真っ赤っかです!

火を止めて、15分ほど冷却放置します。

その後、バケツに入れた水で洗い流します。

(色が水に出なくなるまで、洗い続けます)

洗い終わった後は、脱水にかけ、陰干しします。



こちらが今回の出来上がった作品です!!


茜が多かったのか、すごく赤くなってしまいました。

綿の部分は濃い朱色のようなかんじで、レーヨン部分はきれいなオレンジ色になりました。



前回のカラスノエンドウは何度か染めないと色がつきませんでしたが、根である茜は、一回でもかなり赤く染まることがわかりました。

やはり、葉より、根などの方が、溜めている色(エネルギー)が多いのですね!



ショーツと一緒に、以前自分で紡いだ糸も染めてみました!

綺麗に染まっています😊



次回は、何度か煮だした後の茜で染めてみて、色の変化を楽しみたいと思います!

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シンプルに丁寧に美しく

私の中の宇宙。神性と繋がる~シンプルに、丁寧に、美しく。自然と繋がり生きる。自然と調和しながら、手仕事、なりわいを人生の軸にした生き方を実践していきます。