先人たちが残してくれたもの

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農と手仕事のある暮らしを実践中!




今日は、昨年の山梨のパーマカルチャー塾で感じたことを綴ります。



昨年10月ごろに、初夏に植えた稲の収穫を行いました!

この時期は日本では五穀豊穣のお祭りがたくさんありますね。

⁽もちろん他の季節もあります₎



なぜこんなにも、全国各地でお祭りが多いのでしょうか。

あまり真面目に考えたことがなかったのですが、田植えや稲刈りをしているときにふと気が付きました。



人々が食糧を今のように買っていたわけではなく、作っていた時代であり、

今のように品種改良があるわけでもないし、天変地異もありますから、毎年思うように豊作になるとは限りません。



だからこそ、人々は現代人よりも食べ物を大切に扱っていました。



田植えをするとそれがよくわかるのです。





一つ一つの苗をかがみながら植えていきます。

わたしは講座生のみんなとやりましたから、早くできましたが、これを一人でやろうとすると途方もない時間と労力がかかるだろうなーと思いました。



これだけ一生懸命に植えた苗も、日照りや水不足でうまく育たなかったら・・・


凶作だとしたら・・・・



そう考えると、米粒1つぶも残さずに食べようと思いますし、機械もない時代ならば、おてんとうさまや自然にすがるしかないのかもしれません。




だからこそ、全国で自然の恵みに感謝する五穀豊穣のお祭りが盛んにあるのです。

しかし、一部ではその名残だけが残り、目的が忘れられているものもあるように思います。



それは、わたしたちが自ら作り出すという行為から離れてしまったからだと思うのです。



私自身も自ら田植えや稲刈りをやるまで、気が付きませんでした。

自らが体験しないと、人は頭ではわかっていても腑に落ちないものなのですね。




生きていくうえで大切なこと。


先人たちは直接語り掛けてくれることはありませんが、農という手段を通じて、わたしたちに語り掛けてくれているような気がします。



生きることとは何か


豊かさとは何か


本当に感謝すべきなのはどこなのか

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シンプルに丁寧に美しく

私の中の宇宙。神性と繋がる~シンプルに、丁寧に、美しく。自然と繋がり生きる。自然と調和しながら、手仕事、なりわいを人生の軸にした生き方を実践していきます。